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2023-report


2023年度インターンシップ報告

春学期は、246名の大変多くの履修生に対面授業を実施いたしました。秋学期は2クラスで99名の履修生でした。(いずれも離脱者を除く)
履修生の主体は2年生でしたが、3年生も47名が履修し、就活中でもあることから大変熱心に受講しました。

2023年インターンシップ講義受講者数

2023年インターンシップ講義スケジュール

講義の冒頭で、数名の学生に手本となる新聞記事のレポート(今週の出来事)を発表してもらいましたが、自身の考えを簡潔明瞭に述べる良い機会となりました。
実際のインターンシップでは、グループワークを多用する企業が増えていることから、この講義でもグループワークを積極的に取り入れコミニュケーション能力、自身の意見をまとめて簡潔明瞭に述べることで、発信力を鍛える場となりました。
最終講義では、履修生自身が書いた模擬エントリーシートを使って、グループワークで模擬面接を実施しました。実際に面接の実感を体験でき、自身のことをエントリーシートに沿って語ることで、本番への良い訓練になりました。

参加した学生の声(「インターンシップ講義のアンケート・自由記載コメント」から)

  • 自己理解についてしっかりと考えることは今までなかったため、いい経験になった。また、時事問題に対して自分の意見を持つということは自分にとって非常に価値のある経験になったと感じた。
  • グループディスカッションではそれぞれの役に分かれより実践に近い形の議論ができたため、面接時に役立つ学びを得ることができました。また、1週間に起きた記事を選んで考える毎回の課題では、時事問題に触れつつ世の中の情勢と自分の考えを持つことそして書き記すことで良い学習になっていたと感じます。
  • 普段の大学の授業では学ぶことのできない実践的な知識を多く学ぶことができ、今後インターンシップに参加するにあたって非常に参考になりました。こちらの講義を受けるまではインターンシップについて知識がなく、難しそうで参加し難いものであるという漠然としたイメージのみ抱えていました。今回数多くのお話をお聞きし、インターンシップは積極的に参加することが大切だということ、また、事前に入念に準備を行えば何ら怖いことはないことを学びました。今後は自分自身にしっかりと向き合い、積極的にインターンシップに参加したいと思います。
  • インターンシップ講義の授業を通して、自分の将来を深く考えるきっかけとなりました。グループワークで初めて会った人と、意見交換ができたことが自分にとってよい経験になり、自分では思いつかなかったアイディアを聞くことができました。そして、どのようにすれば売り上げをあげることができるかなどの課題に、数学やグラフで表すことでとても簡潔にまとめることができるということを学び、今後に生かしたいと思いました。最後の模擬面接では、自分が思っている以上に、言いたいことをまとめて簡潔に説明するというのは難しいと感じ、きちんとした敬語が出てこなくて悔しい思いもしました。今のうちから気づくことができたので、練習をたくさんしたいと思います。
  • インターンシップ講義という授業名であるから、就活の流れやインターンシップではどのようなことをするのかなどをメインに学習すると思っていたが、労働基準法についてなども学ぶことができたので、働くことについてより詳しく理解できたと感じました。また、グループワークでは、普段話さないような人ともコミュニケーションを取ることができたので良い経験になりました。
  • インターンシップをするにあたって、どのような態度で臨めばよいかということが分かっただけでなく、就職後の態度や、就活にあたってやっておくべきこと、年金の仕組みなど、一人で調べるにはなかなか億劫なことも幅広く知ることができて、大変勉強になりました。特に社会人基礎力については、自分の足りないところについて、理解するきっかけになり、今後の生活の指標になりうるものでした。
  • この講義では、改めて自分に向き合う機会と課題を問い、考える思考法を得ることができて、とても有意義な時間を持てたと思う。特に、グループで売上を上げるための経営法や課題発見などといったコンサル的な討議もできて楽しかった。もう来年には、就活が始まるので、なるべく早めに準備して自身の土台作りをしておこうと思う。毎週取り組んだ「今週の出来事」も、就活をするにあたり、確実に力になったと実感する。これからも新聞等での情報収集を習慣化したい。
  • 現在は二年生ですが、来年になってから就活の準備を焦ってするよりも、前もってこの講義を受講し、就活に備えることの重要性や、社会問題に触れることの大切さなど、社会人になってから必要となる能力など、様々なことを知れたので良かったと思います。学生の誰もが就活を経験するまで、その実態などを知ることは無いので、前もって知識を得られたことはとても有意義であったと思いました。自分を見つめなおし、分析することや、企業の立場になって物事を考えることは、就活を有利に進めるだけでなく、自分へのフィードバックにもなると思うので、しっかり取り組んでいきたいなと思いました。
  • 就活に必要な情報や人生において重要なこと、生活で重視すべきこと、覚えておくべき基本知識などさまざまなことをこの講義から学ぶことができ、為になった。これから就活が本格的に始まるが、この講義を受けたことで就活に必要な知識やコツを学べたので少し不安が軽減されたように感じた。また、毎週新聞を読んで今週の出来事をまとめることで新聞を読む習慣や文章力、思考力を高められた。授業内のグループワークは自分の意見を主張することや自分だけでは思いつかなかった新しい考え方を知ることが出来たり、模擬ESレポートの課題はエントリーシートの書き方を学べたり、面接の際の参考資料になったりとインターンシップ講義を履修して本当に良かったと感じた。
  • 「今週の出来事」の課題が最初は大変だと感じていたが、回を重ねることで新聞を読むことの抵抗が徐々に薄れていったので、良い課題であったと感じた。今までは就活のことを考えなければと、就職することばかりに目を向けてしまっていた。しかしどのような人生を歩みたいかや、自分にとって向いている職業、労働に関する法律などを知ることで、就職ばかりにとらわれるのではなく、もっと広い視野を持つことが必要だと感じさせられた。またグループワークを何度か行う機会があり、何をすることが大切であるか実践しながら学ぶことができ良かった。
  • グループワークで一つの議題について考え、さらに司会やタイムキーパーなど役割を分担して円滑に議論を進めるという経験はあまりなく、今後の就活に絶対に活かせることだと思いました。私は秋学期のインターンシップの実技も受講する予定の為、今回のインターンシップで学んだことを活かしていきたいと思いました。
  • この講義で「将来働いたら」を想像することができました。就職活動は時期が来てからやってみないと分からないと思っていたけれどグループワークや自己分析を通して就職活動の型を知ったように思います。私は今年の秋学期は留学に行くので帰ってきたらすぐに就職活動が始まります。遠いように思っていた就職活動も3年の夏からだと思うと焦る気持ちもありますが、この講義で学んだことを活かして入りたい会社で働けるようになりたいと思いました。また、毎週の新聞レポートによって社会のニュースに興味を持ちました。レポートがなくなっても第一面の記事だけでも目を通したいです。そしてこの講義で得られるものが大きかったと感じたので後輩にも勧めたいと思います。